スリングは新生児の赤ちゃんを抱っこするのにとても便利なアイテムですが、首のすわっていない赤ちゃんを抱くのは少し怖い・・・とはじめてのママは思ってしまいますよね。
新生児の赤ちゃんをスリングを使っての抱き方には少しコツがありますが、正しい抱き方を覚えればママの負担もぐっと減って育児のストレスも軽減されるだけでなく、万が一の事故も防ぐことができます。
まず、基本の縦炊き・ゆりかご抱きをマスターしましょう!
ここでは、スリングを使っての新生児の赤ちゃんの基本の抱き方・縦抱き・ゆりかご抱きの方法をの説明をします。
スリングでの新生児の抱き方の「基本抱き」とは?
新生児の赤ちゃんをスリングで抱くときは 基本抱き、縦抱き、ゆりかご抱きの主に3種類の抱き方で抱っこします。
基本抱きの抱き方は、まずスリングをかけていない方の大人の肩に 新生児の赤ちゃんを持ち上げ、ゲップをさせるような体勢にします。
そして両足を一緒に持ち、スリングに通してスリングの中で赤ちゃんとママは対面になりますが、 この時、赤ちゃんの股を広げてママのお腹にくっつけます。
新生児の赤ちゃんの股をこんなに広げてしまって大丈夫?と不安になりますが、 股関節をきちんと広げてあげないと逆に怪我や事故のもとになりますので 自然な形に赤ちゃんの足が広がれば大丈夫です。
この時赤ちゃんの足が広がっている事を確認し、スリングにおすわりさせるような格好で スリングからは足が両脇から出るようになるのが基本抱きです。
スリングの縦抱きの方法
スリングで新生児の赤ちゃんを縦抱きする場合は、対面で基本抱きで抱っこして赤ちゃんの首をきちんと支えてあげるようにすれば抱っこすることができます。
基本抱きの場合は、スリングに入れるときはゲップをさせる体勢で縦に抱き袋の中に入れるのですが、 この時に首がぐらぐらのままの新生児の赤ちゃんは首周りが不安定なので注意が必要です。
縦抱きをする場合は、スリングの布幅を広げて背中や方までをすっぽり覆ってあげて、 頭だけ出るようにし、首と頭を支えてあげるという方法で行って下さいね!
スリングでのゆりかご抱きの方法
次にゆりかご抱きの抱き方ですが、基本抱きと同じママと新生児の赤ちゃんは対面になるやり方をご説明します。
この2つの抱き方のなにが違うかというと、基本抱きに近いゆりかご抱きは スリングから赤ちゃんの足を出しません。
その場合は赤ちゃんの足が折り畳んだ格好になりますが 赤ちゃんの重心は足ではなくお尻になるようにポジショニングをしてあげましょう。
基本抱きは新生児抱きとも言われますが 大きくなってもできる抱き方ですので、ゆりかご抱きが難しいなと思った時は基本抱きだけマスターしておけば大丈夫!
新生児の赤ちゃんをすっぽりとスリングに横にして入れてあげても大丈夫なスリングなど色々な種類もあるので、その場合はきちんと呼吸ができるかどうか角度をよく見てあげてくださいね☆
スリングで新生児を抱く時は負担のない抱き方が大切!
新生児の赤ちゃんにスリングで縦抱きをすることは可能ですが、無理せずに基本抱きやゆりかご抱きにして 首に負担のかからない方法で抱っこすることをおすすめします。
首が座って来た3ヶ月すぎの頃からは、自然にまっすぐの縦抱きになっていくので スリングの使用も新生児期よりは使いやすくなっていきます。
使用する大人がスリングの扱いに慣れて来ると、 スリングに赤ちゃんを入れる動作もスムーズになり、自然に赤ちゃんのポジショニングもできるようになります。
まずは新生児の赤ちゃんを基本抱きが上手にできるようになってから、縦抱きにチャレンジしてみましょう!
スリングから赤ちゃんを降ろすときの注意点
そして首の座らない新生児の赤ちゃんは、スリングからおろす時にも注意しましょう。
お布団やベッドなどのクッション性のあるところで行い、 首とお尻を支えながらゆっくりと寝かせます。そして、スリングを使用する大人がゆっくり頭と肩を抜くようにします。
この時、大人の髪の毛が赤ちゃんの目に入らないように気をつけてくださいね。
赤ちゃんが眠っているときは、赤ちゃんからスリングは抜かず、そのままにして寝かせてあげてください。無理にスリングを抜こうとすると、赤ちゃんが目覚めてしまいます。
リング式のスリングの場合には、リングが赤ちゃんにゴツンと当たらないように こちらも気をつけてくださいね☆
赤ちゃんに安全を確保!正しいスリングの使い方のコツ
スリングは新生児の赤ちゃんから使える便利なアイテムですが、誤って使うと落下や窒息の危険性もあるので正しい使い方をする必要があります。
とは言え、正しい使い方は難しいことではないので、きちんとマスターすればスリングは赤ちゃんとママの毎日に欠かせないアイテムになりますよ!
次に、赤ちゃんに安全を確保するための正しいスリングの使い方のコツを紹介します☆
スリングの正しい使い方のポイント
まず、スリングを使う前に自分の利き手を確認しましょう。
肩にかける方を決めての使い方が基本になりますので、 右利きでしたらスリングは左肩に 、左効きでしたらスリングは右肩にかけるようにします。
スリングをかけた時に、利き手が自由になるようにするということですね。
スリングに入れて赤ちゃんのお世話をするのは利き手というように 鏡を見てまずは肩にかけてみる事から始めます。
使い方は慣れればとても簡単で、わずか10秒で袋の中に赤ちゃんを入れ 抱っこすることができますよ!
スリングは肩にかけたスリングの、たわんだところに赤ちゃんを抱っこするように入れ 抱っこする人と赤ちゃんは密着し、隙間がないように少しきつめかな? と思うくらいがベストです。
リング式のスリングは、最も扱いやすく調整が可能で使い方も簡単なので、 1本持っていればママもパパも兼用で使う事が出来るのでおすすめです☆
まとめ
いかがでしたか?スリングは赤ちゃんを抱っこする「抱っこ紐」という使い方が一般的ですが、 首が座って姿勢がしっかりした赤ちゃんはおんぶすることも可能です。
更に、赤ちゃんが大きくなって使わなくなると再利用もできますよ!
というのもリング式のスリングは一枚の大きな布を細く畳んで、リングに通し 袋を作って赤ちゃんを抱っこするのですが、 広げれば普通の布になります。
スリング卒業後は、赤ちゃんの成長がぎゅっとつまった思い出の布で 肩掛けバックにリメイクすることも可能ですよ。
注意点はスリングを抱っこ紐として使う場合には、キッチンでの料理やその他家事はしないようにしましょう。
スリングは赤ちゃんを安全に抱っこするという役割のもの、ということを理解して使用するようにてくださいね!
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