生まれたばかりの新生児の赤ちゃんはお肌がとてもデリケートなので、おむつかぶれを防ぐためにも頻繁におむつを交換してあげる必要があります。
「新生児期は1日に10~15枚オムツを変えるから、1パックずつ買っていたらすぐになくなっちゃうし、産まれたらなかなか外出できないたら、ケースで買いだめしておいた方がいいよ!」
先輩ママからそんなアドバイスを受け、新生児サイズのオムツをケースで何箱もたくさん買いだめしておうちにストックしているママもいらっしゃるのではないでしょうか?
新生児用のおむつをある程度買いだめして置いておくのは安心ですが、過度に買いすぎてしまうと無駄になってしまうこともあります。 なぜなら、新生児用おむつの使用期間は短く、あっという間にサイズアップしてしまうベビーも多いからです。
今回は、新生児用のおむつはいつまで使える?サイズアップする目安と注意点を紹介します。
新生児用のおむつはいつまで使える?
新生児用のおむつがいつまで使えるのかというと、現在販売されている新生児用のおむつメーカーのほとんどのパッケージには「使用目安は5キロまで」と書かれています。
「新生児」と呼ばれる期間は、一般的に生後28日までのベビーのことを指します。
このことからも、新生児オムツを使用する目安は、個人差もありますがだいたい約生後1ヶ月までと考えて、Sサイズへサイズアップするタイミングを見極めていくことが大切です。
赤ちゃんは、それぞれ太ももの大きさ・腹囲が違います。
正確に「新生児用サイズのオムツはいつまで使える!」とは言えないものですが、赤ちゃんの大きさ・成長に合わせて選んでいくのが◎
生後1ヶ月頃の赤ちゃんの体重は、5キロ前後になることが多く、ふともも部分の成長が著しかったり、おなか周りにゆとりがなくなってきたら、背中にまで漏れが生じてくることが増えてきます。
「漏れやすくなったな」と感じたら、目安体重や期間は気にせずに、迷わずSサイズへ移行しましょう!
生後半月を過ぎたらおむつは1パックずつの購入が◎
新生児の赤ちゃんが退院してきたその日から、新生児用おむつが飛ぶようになくなっていくのは確かなことなので、出産前にある程度買いだめをしておくことはおすすめです。
でも、新生児サイズのおむつをいつまでも使うことはできないので、生後半月を過ぎてきたらケース買いをするのをやめて1パックずつ購入していくのがおすすめです。
ケース買いしてして大量に新生児用おむつを購入してしまうと、あっという間にサイズアウトしてしまい、結局使えなくなってしまうということも本当によくあります。
使えなくなったおむつは譲るか捨てるしかない、という悲しいことになってしまうのです。
私も、同じような経験があり、オムツを返品することもできず、困ったことがあります。
新生児のベビーの中には、肌が弱く敏感なため、せっかく用意したおむつなのに、肌に合わなくてかぶれてしまう子もいます。
そのため、赤ちゃんの成長や肌の調子に合わせて様子を見ながら1パックずつ買い足していく、または、お試しで数種類のおむつを用意しておくことが最も無駄のない方法ですよ!
「新生児用サイズ」の大きさ場メーカーによって異なる!?
現在販売されている新生児用のオムツは主に5種類あり、パンパース・メリーズ・グーン・ムーニー・ゲンキが販売されています。
先ほどもお話ししたようにそれぞれに「新生児用サイズは体重5㎏まで」と表示がありますが、メーカーによってサイズが多少違っています。
サイズが違うというよりは、「このメーカーは若干ゆったりサイズかな~?」という感じです。
(例)
・パンパース・メリーズ→小さ目サイズ
・グーン・ムーニー→大き目サイズ
※体重5キロまでは同じ。
いつ頃まで新生児用サイズのおむつを使えるかな?と考えた時は、「体重5キロまで」はあくまで1つの目安です。
赤ちゃん一人ひとりサイズが違いますので、太ももやお腹周りの大きさをよく観察しましょう!
そして、小さすぎず、大きすぎない、赤ちゃんの体にぴったり合ったオムツのサイズを選んであげてくださいね。
新生児用おむつからSサイズにサイズアップする目安
毎日たくさんの枚数のオムツ交換をしている中で、いつからSサイズ使えばいいのかな?そう疑問に思ったことあるかと思います。
新生児用のオムツのパッケージを見ると、ほとんどのものが「5キロまで」と記載されていますが、5キロと言われても、毎日体重を測っている訳でもないので、イマイチわかりにくいですよね。
さて、新生児用おむつはいつまで使えるのでしょうか?
今は、オムツの種類が豊富で、メーカーによって色々な面で違いがありますし、若干サイズが異なるので、どのメーカーが赤ちゃんに合うのか?おむつをを1サイズアップするべき目安はどんな時なのか?わからないことだらけですよね。
横漏れ・背中漏れするようになったらSサイズに!
新生児の赤ちゃんは日々成長します。
毎日育児に追われていると気づきにくいこともありますが、新生児のベビーも生まれた頃より母乳やミルクを飲む量も徐々に増え、1回あたりのおしっこの量も増えていきます。
そのため、赤ちゃんの体の大きさに合ったサイズを使用しないと、おむつ本体の吸収量が足りずに、横漏れ・背中漏れが起こります。また、オムツを取った時に、おしりの表面にベタベタ感が残るようになったりします。
紙おむつはサイズが大きくなるのにつれて、吸収力が高くなっていくものなので、漏れやすくなってきた=体の大きさだけでなく排泄量に合っていないということにもなるんですよ。
指2本分の「ゆとり」をチェック!
こういうことからも、新生児用からSサイズのオムツにサイズアップする1つの目安は、排泄物が漏れてしまうようになったら、となります。
また、新生児の赤ちゃんのオムツは、締め付けず適度にゆとりがあるもの(大体腹囲に指が2本入る程度)が良いとされています。
赤ちゃんの太腿やおしりなどのお腹周りにオムツの跡がつくようになってきた場合も、オムツが小さくなってきた合図なので、新生児用からSサイズにサイズアップをする目安となります。
ウエストのテープの位置を確認!
「今せっかくおむつをかえたのに、どうしておむつがはだけているの?!」こういった経験おありではないでしょうか?
新生児用のおむつをする際、ウエストにテープでとめる位置がありますが、目安として、そのウエストのテープの位置が一番外側になってきたら、少し足を動かしただけでも取れやすくなってしまいます。
ウエストテープの位置も、新生児用サイズからSサイズのオムツへサイズアップする目安であると考えるのもよいですよ。また、5キロに達していなくても、母乳やミルクを飲んだ後にお腹が窮屈そうなときには、迷わずサイズアップしてあげてくださいね。
おむつで締め付けられて、お肌が赤くなってしまい皮膚炎を起こしてしまった!なんてこともあるので、新生児用おむつの在庫がたくさんあるから・・・と無理矢理新生児用おむつをいつまでも使うのは避けるようにしてくださいね。
まとめ
今回は新生児用のおむつはいつまで使える?大きめでもいい?サイズアップの目安と題してお送りしてきましたが、いかがでしたでしょうか?
新生児用の使用おむつのサイズは、赤ちゃんの成長・腹囲で違いがでてきます。メーカーにより同じ新生児用サイズでも、ゆったりとしているタイプと、きつめのタイプがあるのがお分かりいただけるでしょうか。
新生児のベビーのおむつ選ぶ時の基準は、赤ちゃんの肌に合うものが大前提ですが、赤ちゃんの体格にあわせて、腹囲にゆとりのあるオムツを選ぶことをお勧めします!
また、新生児用サイズのオムツが余っているからと言って、「きつそうだけど、もったいないから使っちゃおう!」と思い使用してみたら、排尿・排便が横から漏れて大変なことに・・・!なってしまいます。
身体の大きさに合わないものを使うと漏れてしまいやすく、後処理も大変になるので、ベビーの成長に合わせたサイズのオムツを使うことが大切ですよ!
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