生後5ヶ月になれば、子育ても次のステップへ進む家庭が増えてきます。そう、離乳食が始まるころになります!
離乳食を始める時期はママの考えや、赤ちゃんの成長にもよりますが、赤ちゃんが物欲しそうに口をモグモグし始めたら、離乳食をスタートしてOK!のサインと指導されることが多いですよね。
そうなると、またお母さんの疑問や不安、悩みも増えるところ…。
離乳食をスタートさせると、どんな間隔で授乳をしたらいいの?」「離乳食を嫌がらずに食べるのに、むしろ授乳の頻度が余計に増えてる?!」「離乳食を食べてるなら授乳間隔は短くすべき?」
そうなんです!今までは授乳量や授乳間隔の悩みが多かったのですが、これからは離乳食と授乳の悩みも出てきますね。
今回は、生後5ヶ月 の授乳間隔があかない、短くなったけど大丈夫?対処法と授乳と離乳食のバランスについて詳しく紹介します。
生後5ヶ月 │授乳間隔があかない、短くなったけど大丈夫?
生後5ヶ月になれば、お母さんも赤ちゃんも授乳に慣れてきたころですよね。
新生児期はほとんどのお母さんは、ミルクと母乳の混合育児をしていましたが、生活リズムが整い始め、それぞれちょうどいい授乳のスタイルも見つけ始めたころではないでしょうか。
とは言え、まだまだ生後5ヶ月のベビーの授乳間隔については迷うことも多いですよね。
それでは、授乳スタイル別に見ていきましょう。
混合育児の場合の授乳間隔
生後5ヶ月を迎えても、新生児期から変わらず母乳とミルクの混合で授乳をしている、というお母さんも多いですが、赤ちゃんの体も大きくなり、母乳を飲む量などもさらに個人差が出てきます。
もちろん、お母さんによって母乳の分泌量も異なるので、混合育児とひとことで言っても、母乳をあげたあとにミルクを足す場合、また、お出かけ時や寝る前はミルク、他は母乳と分ける場合など授乳スタイルは様々ですよね。
生後5ヶ月のベビーを混合育児で育てている場合の授乳間隔は、平均的に3時間~4時間空いてくることが多くなってきますよ!
それ以下の間隔の場合、授乳量が不足している可能性があるので、ミルクを少し増やしてみてくださいね!
生後5ヶ月 完ミの場合の授乳間隔
生後5ヶ月のベビーを完全ミルク育児の場合は、基本的にミルクに記載されている量と回数を守りながら与えます。
ほとんどのメーカーのミルクの缶に記載されているのは、生後5ヶ月だと180ml~200mlとなっています。この量を飲めるようになれば、ミルクは腹持ちがいいので、4時間は授乳間隔があくことが多くなります。
夜も寝る前にしっかりミルクを飲むことができれば、早朝まで授乳間隔が5時間以上あいて、泣かないという子も出てきます。
授乳間隔があいても、赤ちゃんはお腹がすけば目を覚まして泣くので、心配しなくて大丈夫ですよ!
私は完ミで育てましたが、夜中0時にミルクを200mlあげると、早朝6時までまとまって子どもは寝てくれるようになり、肉体的にも随分楽になりましたよ。
完母の場合の授乳間隔
生後5ヶ月のベビーを完全母乳育児の場合の授乳間隔は、平均的に3時間あくようになります。
ミルクを足さなくても母乳が十分に出るようになれば、母乳のみで育てている人も多くなってくるのが生後5ヶ月ごろと言われています。
完母の場合、特に何時間授乳の間隔を空けなければいけない!ということは基本的になく、まだまだ赤ちゃんが欲しがる分だけあげていいとされています。
このため、授乳回数に捕らわれず、好きなだけ飲ませてOK!
赤ちゃんによっては、お腹は空いていないけどおっぱいをふくむと安心するという子もいるので、まだまだ甘えさせてあげましょう☆
生後5ヶ月になっても、授乳間隔があかないのはなぜ?
離乳食もスタートした子も増え、生活リズムもなんとなくつくようになってきた生後5ヶ月。
でも・・・「あれ?なんだか前より授乳間隔が短かくなった?」「全然授乳間隔があかない…。」「授乳間隔があかないどころか、授乳回数が増えた!」なんてこともありますよね。
生後5ヶ月になっても授乳間隔があかない原因のひとつに「遊び飲み」が考えられます。
遊びのみとは、お腹が空いているはずなのに、周りが気になって授乳に集中できない赤ちゃんは、しっかり飲むことができずに授乳を終わらせてしまいます。
そして、結局すぐにおっぱいが欲しくなってしまうことを「遊び飲み」と言います。
遊びのみor授乳量不足を疑ってみよう
でも、この遊び飲みは成長の証!生後5ヶ月の赤ちゃんが、目に入るもの、耳に入るものが気になる好奇心が芽生えてきたという証拠です。
いつまでも遊び飲みが続くものでもないので、授乳間隔が短くなってもそこまで深刻に考えなくても大丈夫ですよ。
遊び飲みをしている訳ではないのに、授乳間隔が短くなった、間隔があかない、授乳回数が余計に増えた・・・という場合は、授乳量不足の可能性もありますよ。
完母、混合の場合はミルクを少し多目に足してみて様子を見ましょう。
完ミの場合は、月齢で判断せず正確な体重を計測してミルクの量が適正か?確かめてみて下さい。
意外とベビーの体重が重くなっていて、体重比率でのミルクの量が足りていなかった!ということもありますよ!
生後5ヶ月、離乳食が始まったら授乳間隔はどうなるの?
生後5ヶ月になると、離乳食を始める赤ちゃんも出てきます。離乳食の進み具合によって、もちろん授乳回数も個人差が出てきます。
基本的に、まだ生後5ヶ月の離乳食はスプーンに慣れること、ミルク以外のものを口にすることに慣れることからスタートします。
つまり、離乳食を始めたからといって、まだ授乳回数が大きく変わるわけではありません
母乳の場合は欲しがる分だけ。ミルクなら離乳食のあとに完に記載されている規定量を与えて大丈夫ですよ!
授乳間隔が変わったら、合せてあげてOK!
とは言え、生後5ヶ月の赤ちゃんが離乳食をスタートした途端に、授乳回数やミルクを飲む量が変わった!ということも少なくありません。
まだお腹を満たすほど離乳食は食べていないはずなのに・・・と不安になってしまうお母さんも多いと思います。
赤ちゃんにとって離乳食はまだ慣れない新しい食べ物なので、消化不良を起こして便秘になってしまうこともあるんですよ。
離乳食をスタートさせたことで生後5ヶ月の赤ちゃんの授乳間隔や授乳量に変化があった場合は、便秘になっていないか?を確認し、欲しがっていないのに無理に授乳せずに変化に合わせてあげましょう。
便秘気味の場合はお腹が膨れて、便は出ないのにおならばかり出たり、機嫌が悪くなるので、お腹を「の」の字にマッサージしたり、綿棒浣腸を試してみて下さいね!
まとめ
いかがでしたか?生後5ヶ月を迎え赤ちゃんもずいぶん大きくなってきましたよね!
新生児の3時間おきの授乳から少し変わり、首がすわったり、手足を大きく動かすことのできるようになった赤ちゃんとも生活リズムができ始めます。
それに伴って直撃する離乳食と授乳間隔や量の問題も、ちょうどこのころから増えてきます。
離乳食を始めるタイミングも、腰のすわるタイミングも、まだまだ赤ちゃんにとってかなりの個人差があるので気にしないでくださいね!
これからまだまだ新たな成長を楽しめる時期なので、生後5ヶ月の赤ちゃんとの授乳の時間を楽しみましょう☆
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