生後2ヶ月 母乳の量と授乳間隔は?母乳の量を増やす方法も紹介!

母乳

赤ちゃんが生後2ヶ月を迎える頃には、少しずつ母乳の分泌量が増えてきて、母乳育児が軌道に乗ってきたお母さんが増えてくる時期ですね。

生まれたばかりの新生児の時期は、赤ちゃんの睡眠時間も短かく、授乳間隔も短かったことや、母乳の生産が追いつかずにミルクと併用して混合育児をしていた方も多いと思います。

でも、母乳はミルクと違って赤ちゃんが1回の授乳にどれだけの量飲んだのか分からないので、「母乳の量は足りているかな?」「授乳間隔が短いからやっぱりまだミルクを足すべき?」「完母にするにはどうしたらいいの?」と悩んでしまう事もありますよね。

また、「母乳が減ってきた気がする」「授乳がつらいから母乳をやめたい」という悩みを抱えているお母さんも多く、母乳に関する悩みがより一層深刻になってしまうケースもあります。

今回は、生後2ヶ月の母乳の量・授乳時間、母乳育児の悩みについて詳しく紹介していきます。

生後2ヶ月 母乳の量・授乳回数はどれくらい?

母乳を飲んでいる赤ちゃん生後2ヶ月の赤ちゃんは、新生児の頃に比べておっぱいを吸う力が強くなり、上手に飲めるようになってきましたよね。

そしてお母さんの母乳の分泌量も増えてくることから、1回の授乳量も増え、授乳の間隔が少しずつ長くなってくる時期です。

とは言っても、まだ生後2ヶ月の赤ちゃんは頻回授乳の時期なので、「さっき授乳したばかりなのに・・・」という事もまだまだ多く、「母乳が足りないのかな?ミルクを足すべき?」と悩んでいるママも多いと思います。

母乳の分泌量には個人差が大きく、産後すぐから順調に量が増えてくる場合もあれば、いくら頑張っても母乳の分泌量が増えない場合もあり、ミルクと併用する混合育児に切り替えていくお母さんもいますね。

ずは、生後2ヶ月のベビーの1日あたりの平均的な授乳の回数と時間、母乳量が足りているかの目安について詳しく紹介していきます。

【完母】生後2ヶ月の赤ちゃんの授乳の回数と時間

生後2ヶ月の赤ちゃんを完母で育てている場合の授乳回数と時間の目安は・・・

  • 授乳の回数:1日8~10回くらいが目安
  • 授乳の間隔:2~3時間おき
  • 授乳の時間:左右合計で10分程度

これはあくまで1つの目安ですが、母乳に関しては、量をどのくらい飲んでいるのか計ることが出来ないのが難しい所ですよね。

1日に飲む回数としては、8~10回くらいで1回に左右10分ずつ飲んでいれれば十分飲めていると判断して大丈夫ですよ。

授乳の回数が相変わらず多い・・・と思ってしまいますが、母乳の分泌量を増やしていくためにもたくさん母乳を吸わせて生産量を上げていく必要があるので、少し大変ですが、赤ちゃんが欲しがったら授乳間隔や時間を気にせずに飲ませてあげてくださいね!

【混合】生後2ヶ月の赤ちゃんの授乳の回数と時間

生後2ヶ月の赤ちゃんを混合で育てている場合の授乳回数と時間の目安は・・・

  • 授乳の回数:1日8~10回くらいが目安。
  • 授乳の間隔:3~4時間おき
  • 授乳の時間:左右合計で10分程度
  • ミルクの量:60~80ml

生後2ヶ月の赤ちゃんを母乳と混合で育てている場合は、ミルクは高カロリーの為、お腹の持ちがよく、すぐ満腹になりがちなので、まず母乳を先に飲ませてからミルクを足してあげることが大切です。

混合の場合はミルクをどれくらいの量足したらいいのか?という悩みがいつもありますが、母乳をどれだけ飲んだのかがわからないので、とりあえずミルクを60~80ml用意しておき、母乳の後に飲ませてみましょう。

もし用意したミルクを飲まないのであれば、母乳だけで足りているとなので無理に飲ませなくても大丈夫ですよ。

生後2ヶ月の赤ちゃんの母乳が足りているかの目安

生後2ヶ月の赤ちゃんへ母乳量が足りているのか?判断する目安としては、以下の項目をチェックしてみましょう。

  • 1日8回以上の授乳がある
  • 授乳間隔が3時間あいている
  • 1日6回以上、おしっこが出ている
  • 体重が1日25~30g増えている

授乳の間隔が短すぎる場合や、1回の授乳の時間が30分くらいかかったり、体重の増加が少ない場合は、母乳の分泌量が足りていないことが考えられます。

そんな時は、生後2ヶ月のベビーに母乳を授乳した後にミルクを60~80ml飲ませて授乳間隔の変化や、体重の増加を見ながら混合育児に切り替えていくのも1つの方法ですよ。

また、完全育児を目指したい!という場合は、むやみにミルクを足さずに頻回授乳を頑張りつつ、母乳外来を受診してみるのもおすすめです。

母乳外来では、母乳の分泌量や詰まりなどをチェックしてもらったり、マッサージしてもらえますよ!

生後2ヶ月の母乳の授乳間隔はどのくらい?

笑顔の赤ちゃん母乳は、消化が早く、すぐお腹がすいてしまうと言われております。

生後2ヶ月の赤ちゃんへの授乳間隔は、平均的なものですと、3~4時間おきに母乳をあげるとよいですが、中には、授乳間隔が短い場合やあかない場合もあります。

産後2ヶ月ですと、まだ母乳の分泌量が少なくて軌道に乗っていない場合もありますし、赤ちゃんの体の大きさにも個人差がありますよね。

一度に母乳を沢山飲める子と、少しずつ回数を多く飲む子がいるので、授乳間隔は人それぞれなんですよ。

でも、赤ちゃんに母乳をたくさん吸ってもらうことで、どんどん母乳の分泌量も増えていき、授乳間隔もあいてくるので安心してくださいね。

母乳の授乳間隔が長いけど大丈夫?

生後1ヶ月の赤ちゃんの平均的な授乳間隔は3~4時間ですが、これはあくまで平均値なので「うちの子は4時間以上あいてしまう」と焦らなくても大丈夫ですよ。

?授乳間隔が長いということは、母乳の分泌量も十分あり、赤ちゃんも1度にたくさん飲めるようになってきた証拠ですよ!

ただし、母乳育児の場合、母乳の分泌量を維持するためには、4時間以上の授乳間隔をあけない方がいいとされているので、前の授乳から4時間以上経ったら母乳を与えるようにしてくださいね!

母乳の授乳間隔が短い時の対処法

母乳を授乳した後、2~3時間、もしくはもっと短い間隔で泣いておっぱいを欲しがってしまう場合は、生後2ヶ月の赤ちゃんは十分な母乳の量を飲めていない可能性があります。

この場合は、母乳を授乳した後にミルクを40~60ml足して様子を見てみましょう。

ミルクは腹持ちがいいので、混合にすると授乳間隔が3時間以上あくなら赤ちゃんへの授乳量が足りているということになるので安心してくださいね。

生後2ヶ月、母乳量を増やす方法は?

母乳を飲んでいる赤ちゃんここ最近、生後2ヶ月の赤ちゃんに母乳をあげたばかりなのに、すぐに泣いたり、まだ欲しがっていたりすることもあるけど、なぜ?と悩むお母さんは実はたくさんいます。

そんな場合、もしかしたら、母乳量が減っているのかもしれません。

赤ちゃんを出産したら自然と母乳が出るものだと思っていたのに、なかなか分泌量が増えないどころか、減る場合の原因としていくつか考えられることがあります。

  • 授乳回数が急に減った
  • 授乳間隔が4時間以上あく
  • 水分不足・食生活が悪い
  • 乳腺の詰まり
  • ママのストレス

母乳量が減るのは、完母を目指して母乳育児を頑張りたいと思っているママにとっては、悩みどころですよね。

でも、大丈夫!母乳量を増やす方法はいくつかありますよ♪

母乳量を増やす方法

母乳の分泌量が減るのを防ぎたい、もっと分泌量を増やしたい場合に実践してもらいたいことがあります。

  • 授乳回数を増やす
  • 水分を多く摂取し、食生活を改善する
  • ストレスの軽減させる
  • 母乳マッサージをする

生後2ヶ月の赤ちゃんの育児をしながらでも簡単にできることなので、実践してみてくださいね。

母乳はとてもデリケート

母乳は、ママの体を敏感にキャッチするもの。実際に赤ちゃんに足りているのか不安になりますよね。

授乳間隔やあげている時間をある程度決めている場合も多いと思いますが、母乳量が減ったかな?と感じた場合、少し授乳頻度を高めてみましょう。

ベビーに乳首を吸われることでホルモンが分泌され、母乳が作られるように体は出来ているので、まずは、そこからやってみると良いかもしれませんね!

まとめ

笑顔の赤ちゃんいかがでしたか?生後2ヶ月の小さな赤ちゃんが母乳を飲んでいる姿は、愛おしいですよね。

1年もすれば、自分で食事をするようになり、母乳を飲んでいた頃が、懐かしく思えてきますよ。

ちゃんと、母乳を飲めているのか不安だったり、授乳間隔もあまりあけずにたくさんあげてしまったり、大丈夫?と疑問に思うことは必ずあると思います。

もし、悩んで息詰まった時は、必ず相談を聞いてくれる人がいますよ。そして、その悩みもずっと続くわけではありません。

母乳タイムは素敵なスキンシップ。こんなに赤ちゃんとくっついていられる時間は今だけですよ!

母乳育児、いや育児には正解はありません。自分の育て方ややり方に、ぜひ自信を持って下さいね♪応援していますよ☆

今回の記事は以上となります。最後までお読みいただきありがとうございました☆

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