産まれたばかりの赤ちゃんはうんちの回数も多く、オムツ交換を頻繁にしなければならなかったですよね。
生後2ヶ月になって急にうんちの回数が減った、うんちの回数が減ったどころか、もう何日もでない…、かたいみたいで、いきんでいるけれどなかなか出ない…。
という便秘の悩みも出てくる時期です。
また、赤ちゃんのうんちは、回数が増えた/減っただけでなく、色や形状などで健康状態が分かります。
おむつ替えの時は毎回観察することが大切ですが、どのような色なら健康または体調不良なのでしょうか?
今回は生後2ヶ月うんちの色は緑色で大丈夫?回数が減ったのは便秘?と題してお送りしていくので、悩んだときの参考にしてくださいね!
生後2か月 うんちの色は緑色で大丈夫?
先程も少しお話しましたが、生後2ヶ月の赤ちゃんのうんちは「回数よりもうんちの色」を気にすることが大切です。
それは、赤ちゃんのうんちの色で、病気や健康状態を把握することができるからです。
生後すぐの赤ちゃんのうんちは、真っ黒で粘り気がある「胎便」でしたよね。そして、胎便が出切ったらマスタードみたいな黄色いうんちに変わります。
また、便がお腹に溜まっている時間が長くなると、緑や深緑の便が出てきっますが、これもよくある事なので心配しなくて大丈夫ですよ!
白っぽい、黒っぽい、赤いうんちは要注意
ただし、赤いうんちや、月齢が進んでからの黒い粘液便、クリーム色など白っぽいうんちが出た時は、うんちの色によって考えられる病気があります。
白っぽいうんちの場合に考えられる症状
・胆道閉鎖症などの先天性の病気
・肝臓の炎症
黒いうんちの場合に考えられる症状
・胃や十二指腸からの出血の可能性
・胃潰瘍
赤いうんちの場合に考えられる症状
・細菌性胃腸炎
・腸重積(ちょうじゅうせき)
いつもと違ううんちの色・形状なら病院を受診!
このように、いつもと違う色のうんちが生後2ヶ月の赤ちゃんから出た時は、病院を受診しましょう。
出来れば問題となる色のうんちがついたオムツを持参して見せると、医師にも伝わりやすいようです。
また、水っぽいうんちや鼻水みたいなうんちも、水分が混ざっているということになり、下痢をしている可能性があるので、病院を受診するようにしましょう。
生後2ヶ月 うんちの回数はどれくらい?
産まれてすぐは1日10回くらいうんちをしていた!など、赤ちゃんのうんちの回数は多いのですが、生後2ヶ月頃になるとうんちの回数が少ない!減った!と、感じる方が多いようです。
1日に何回もうんちをしていたのに、ある時2日で1回しかしなかった…。この場合便秘となるのでしょうか?
この頃から腸の働きが整ってくるのでうんちを溜められるになり、うんちの回数は減ってきたり、1度にまとまって出るなど、回数は産まれてすぐより落ち着いてきます。
うんちの回数が激減したからと言って、便秘になっているとは言えないので、心配しなくても大丈夫ですよ。
元気なようなら回数が減っても大丈夫
生後2ヶ月になると「4日1回しかうんちがでない」という子もいますが、元気で健康状態も良いなら便秘ではないので、例えうんちの回数が減ったとしても問題はありません。
腸の発達による回数の減少や、赤ちゃんが健康であれば、あまり回数を気にしなくても大丈夫ですよ!
ただ、1週間以上うんちがでない、うんちの回数が減っただけでなくお腹が張って苦しそう、母乳やミルクの量が減ってお腹がパンパンになっている…。そんな時は病院を受診しましょう。
生後2ヶ月 うんの回数が減ったのは便秘!?
先ほどからお話ししているように、生後2ヶ月になると腸が機能してくることから、この頃から段々うんちの回数が減ってきます。
ですが、何日もうんちがでない…。となると心配になりますが、「何日うんちが出なかったら便秘」とは言えないのです。
赤ちゃんにはそれぞれ排便リズムがあるので、例えば3日に1回の排便しかなくても、元気で機嫌がいいのであれば便秘ではないので安心してくださいね。
ただし、生後2ヵ月のベビーのうんちがかたい、お腹が苦しそう、ミルクや母乳を飲まない、1週間以上出ないなどは便秘を疑うのもいいかもしれませんね。
うんちを柔らかくして便秘を解消する方法
そこで、赤ちゃんのうんちを柔らかくして排便を促す方法を紹介します。
①水分量を増やす
生後2ヵ月のベビーのうんちがかたい場合は、もしかしたら、水分量が足りていなくてうんちが硬い状態になっていて出せない可能性があります。
お腹が張って飲む量が減っていると、余計に水分も足りなくなりうんちが硬くくなってしまうので、頻回授乳になってしまうかもしれませんが、飲む量を増やしてあげましょう。
②お腹をマッサージ
生後2ヶ月の赤ちゃんは腸の働きが活発になってくる時期ですが、それにも個人差があります。
何日もうんちが出ない場合は、お腹を「の」の字を書いてマッサージしたり、足を動かしてあげたりして腸の働きが活発になるよう促してあげましょう。
③綿棒浣腸をする
それでもなかなかうんちが出ない場合は、うんちがかたくてまだ上手に踏ん張れないので出せない可能性があります。
そんな時は、綿棒にベビーオイルを染みこませて、肛門の入り口を刺激する「綿棒浣腸」をしてみましょう。
この綿棒浣腸は、月齢の小さい赤ちゃんの便秘にはとても効果がある方法なので試してみて下さいね!
まとめ
いかがでしたか?赤ちゃんは産まれてから、うんちの回数が頻繁でオムツ交換ばかりしているイメージですが、生後2ヶ月になり急にうんちの回数が減ると心配になりますよね。
そんな時は、赤ちゃんの機嫌をみながら、様子をよく見て苦しそうにしている時は、うんちが出やすくなるよう手助けしてあげてくださいね。
また、うんちの色も毎回確認して、赤ちゃんの異常に早く気付いてあげましょう。
もし、うんちの色がいつもと違う!と気づいたときは、重症化する前に早めに病院を受診するようにしてくださいね!
今回の記事は以上となります。最後までお読みいただきありがとうございました☆
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