赤ちゃんは新生児の頃はうんちの回数が多く、1日に何度もおむつ交換をしていましたが、生後2ヶ月になり急にうんちの回数が減って何日も出ないとなると、「便秘なのでは?」と心配になってしまいますよね。
「便秘」は便が出ないことを指しますが、赤ちゃんの排便リズムにも個人差があるので、「何日間排便がなければ便秘」という訳ではない、ということを知っていましたか?
例えば3日うんちが出なくても、機嫌が良くて母乳やミルクをよく飲むようならば便秘ではないので安心してくださいね
でも、1週間近くうんちが出ていない、おならばかり出る、お腹がパンパンに張っている、機嫌が悪くて母乳やミルクの飲みが悪い、そんな時は便秘の可能性があります。
早く赤ちゃんの異変に気づいてあげる為にも、赤ちゃんの便秘の症状や病院に行く目安、解消方法など知っておきたいですよね!
そこで今回は生後2ヶ月便秘の原因は?おならばかり出る、ミルクを飲まない時の対処法も!と題してお送りしていきます☆
生後2ヶ月 赤ちゃんの便秘の原因は?
生まれてからしばらくはうんちの回数も頻繁でしたが、生後2ヶ月を迎える頃には腸の機能も整い、便をお腹にためておくことができるようになるので、うんちの回数も減ってくるのが一般的です。
でも、急にうんちの回数が減ると「便秘になってしまったのかも?」と、心配になってしまいますよね。
そこで次のようなことを目安に、生後1ヶ月の赤ちゃんが便秘であるかどうかの参考にしてみてくださいね。
- いつも以上に、うんちの回数が減っている
- お腹がいつもより張っていたり固くなっている
- おならばかり出ている
- うんちをしたけど、いつもより硬いウンチや少ししか出ていない
- 母乳やミルクをあまり飲もうとしなかったり、飲んでもすぐに入ってしまうことがある
- うんちがしたそうで踏ん張っているのに痛がっていたり踏ん張りながら泣いていたりする
- おならをするといつもより異様に臭い(硫黄臭)
いかがですか?2つ以上当てはまる項目があれば、生後2ヶ月の赤ちゃんが便秘の可能性があります。
何日うんちが出ないと便秘?
また、生後2ヶ月の赤ちゃんのうんちの回数が落ち着いてきてからは、排便ペースは個人差があるため「何日かうんちが出ていないと便秘」と断定することはできません。
そのため、普段の赤ちゃんの排便回数や頻度と、便秘を疑った時の状態を見比べて上記のような事に当てはまるのであれば、便秘を疑ってみるといいでしょう。
赤ちゃんが便秘かどうかの判断は意外と難しく、「1週間うんちが出ていないのに機嫌が良くて、母乳やミルクもよく飲む」ということもあります。
また、「機嫌はいいしお腹は張っていないけれど、おならばかり出る」ような場合もあり、判断に迷ってしまうこともあると思います。
もし、生後2ヶ月の赤ちゃんが便秘かも?と思ったら、まずは赤ちゃんの様子をよく観察して、わからないようなら病院に相談するようにしましょう。
赤ちゃんのための3つの便秘の予防と改善方法
生後2ヶ月の赤ちゃんが何日もうんちが出ない、お腹が張っている、機嫌が悪くておならばかりしている…
そんな便秘の症状がある時は、まずは自宅でできる3つの便秘の予防・改善方法を試してみましょう。
①水分はしっかり取らせてあげる
生後2ヶ月位になってくると、授乳の回数もある程度まとまってくることもあり、もしかすると1日に必要な水分量が授乳では足りていない可能性があります。
すると必要な水分量もが足りないとなると、うんちが硬くなってしまい便秘になりやすくなってしまいます。
もし、うんちが硬いと感じたら水分不足の可能性が高いので、授乳の回数や1日に飲む母乳やミルクの量はしっかりと与えましょう。
そして、お風呂上がりには白湯を与えるようにすることで便秘の予防・改善に繋がりますよ!
②「の」の字マッサージ
生後2ヶ月の赤ちゃんがうんちが何日も出ずに、お腹がパンパンになっていたり、おならばかり出るときは、便秘のサインです。
この頃の赤ちゃんは、まだ自分の力で踏ん張ってうんちを出すのが上手ではなく、出すべきうんちがあっても自分の力で踏ん張って出せません。
そして、うんちがお腹の中に溜まってしまい、お腹がパンパンになったり、おならばかり出る…。というようになってしまいます。
そんな時は、お腹の辺りを「の」という字を書くようにイメージしてマッサージをし、腸が活発に動くように手助けしてあげることで便秘の解消に繋がりますよ。
③綿棒浣腸
生後2ヵ月のベビーに便秘の症状があり、水分補給をしたり、マッサージをしてもうんちが出にくい場合は「綿棒浣腸」を試してみましょう。
「綿棒浣腸」とは、赤ちゃん用の綿棒にベビーオイルをたっぷり染みこませ、赤ちゃんのお尻の入り口付近を直接刺激してあげる方法のことです。
綿棒を肛門に深く入れるのではなく、1~2cm優しく綿棒を出し入れしてあげるだけでOK!少し怖い気もしますが、奥まで入れないようにすれば大丈夫ですよ。
綿棒で直接腸に刺激を与えることで、排便を促してあげることができますよ!
生後2ヶ月 便秘で病院に行くタイミングは?
生後2ヶ月頃になると急にうんちの回数が減るので、多くのママが「赤ちゃんが便秘になったのかも!?」と悩んでいるようですが、何日うんちが出なければ病院に行くべきなのでしょうか?
便秘は「毎日うんちが出ていないから便秘」「何日も排便がないから病院に行くべき!」というものではなく、先程紹介した便秘の症状があるかどうかが問題となってきます。
まずは便秘なのでは?と心配せずに、以下の項目をしっかり確認して、便秘の可能性が高いと判断したら病院を受診しましょう。
- 赤ちゃんの症状を見て便秘である症状が確認できるかどうか?
- 赤ちゃんの機嫌が悪くなく、元気でいつも通りに過ごせているかどうか?
- 生まれた直後からこれまで便秘が続いていないか?
- 熱や嘔吐がないか?
- 出たうんちに出血が混じっているほどうんちが硬くないか?
- おならばかり出て、踏ん張っている時に痛くて泣いていていないか?
生後2ヶ月で便秘になる理由とは?
まだ母乳やミルクしか飲んでいない生後2ヶ月の赤ちゃんがどうして便秘になるの?と疑問に感じてしまいますよね。
実はこの頃は病院に連れて行っても、便秘ではないと言われるケースがほとんどなんですよ!
何日もうんちが出ないことがあるのは、赤ちゃんの腸が発達して便を溜めておけるようになったからです。
そして、うんちの回数が急激に減ったように感じてしまい「もしかして便秘かも!?」とお母さんは勘違いしてしまいやすいのです。
生理的便秘とはどんな症状?
赤ちゃんの排便ペースには個人差がありますが、新生児の頃は1日に数回出ていたうんちが生後2ヶ月になると1日1回、もしくは2.3日に1回などのペースになってきます。
これまでの授乳の度にうんちをしていて、オムツ交換をしていた方も急に排便の回数が減ってしまうと便秘を疑ってしまうと思いますよね。
でも、実はこれは「生理的便秘」と呼ばれている症状なのです。
「便秘」とつくと良くないものと感じやすいですが、生理的便秘はうんちが溜まっていて出せない状態ではなく、赤ちゃんが成長している証なので安心してしてくださいね!
まとめ
いかがでしたか?生後2ヶ月になり、急に赤ちゃんのうんちの回数が減ってくると「便秘なのでは?どうしたらいいんだろう??」と心配になることがあると思います。
そんな時は、赤ちゃんの様子をしっかり観察して、生理的便秘なのか?それとも便秘なのか?を判断するようにしてくださいね。
しかし、便秘の裏に病気が隠れている可能性もあるため、ひどい便秘の場合は病院を受診するなど、赤ちゃんの様子からしっかりと判断をして対処してあげるようにしましょう。
生後2ヶ月の赤ちゃんが便秘にならない為にも、日頃から水分量を増やしてみるなど、便秘の予防もしてみてくださいね!
今回の記事は以上となります。最後までお読みいただきありがとうございました☆
コメント