生後1ヶ月│母乳育児足りてる?足りていない…の判断目安と授乳間隔

母乳を飲んでいる赤ちゃん

赤ちゃんが生まれて1ヶ月、はじめはおっぱいを咥えさせて飲ませるにも一苦労だった母乳育児にも少しは慣れてきた頃かもしれませんね。

でも、「母乳の量は足りているのかな?」「授乳間隔はこれでいいのかな?」など、新たな悩みも出てきますよね。

また、産後の体の回復がまだ十分でないために、母乳育児がなかなか軌道に乗らなくて、ストレスが溜まりはじめているママも多く、母乳育児をもうやめたい…。そんな風に感じ始めているママもいるかもしれませんね。

今回は生後1ヶ月の母乳育児足りてる?足りていない!の判断目安と授乳間隔についてお話していくので参考にしてくださいね。

生後1ヶ月の母乳育児足りてる?足りていない…の判断目安

生後1ヶ月の赤ちゃんは、まだおっぱいを吸う力が弱く、一度にたくさんの量を飲むことが出来ません。

この時期は授乳の時間・間隔が短いのが特徴ですが、母乳育児足りている?足りていないのか?の判断目安や、授乳の間隔や1日の回数が気になりますよね。

また、授乳は母乳のみの場合、赤ちゃんがどれくらい飲んだかがわからないので、

  • 母乳だけで足りているのかな?
  • 授乳間隔が短いから、ミルクを足した方がいいのかな?

と悩んでいるママも多いのではないでしょうか。

まずは、生後1ヶ月の赤ちゃんの平均的な授乳の回数と時間、母乳が足りているかの目安について詳しく紹介していきます。

生後1ヶ月の赤ちゃんの授乳の回数と時間

授乳の回数:1日8~15回くらい

  • 授乳の間隔:2~3時間おき
  • 授乳の時間:左右合計で10分程度

これはあくまで1つの目安ですが、生後1ヶ月の赤ちゃんへ母乳を与える時は、これくらいの間隔・時間が多いです。

産後1ヶ月ではまだ母乳育児が足りているママは少なく、軌道に乗っていない事も多いので、赤ちゃんがおっぱいを欲しがったら欲しがっただけ与えてOK! おっぱいを吸わせることによって、母乳の出がどんどん良くなりますよ!

生後1ヶ月 母乳が足りているかの目安

1ヶ月の赤ちゃん1ヶ月の赤ちゃんへの母乳量が足りているかの目安は、以下の3つの項目を確認します。

  1. 1日8回以上飲んでいるか?
  2. 1日6回以上のおしっこの排泄があるか?
  3. 体重が1日25~30g体重が増えているか?

この3つの項目がクリアさせていれば、母乳の量は足りているので安心してくださいね。

母乳不足かも…と思ったら?

もし、先ほど紹介した3つの項目がクリアできておらず、1回の授乳の時間が30分以上かかったり、体重が増えていないは母乳の量が足りていない場合があります。

そんな時は、母乳を与えた後にミルクを20~40ml足してみましょう。

完全母乳にこだわりたい!という場合は、母乳外来を受診して、おっぱいの詰まりなどをチェックしてもらったり、授乳方法のアドバイスをもらうのもおすすめですよ。

「厚生労働省 日本人の食事摂取基準」によると、生後1ヶ月の赤ちゃんのほ乳量は、1日あたり780mlとされていますが、赤ちゃんの哺乳量には個人差があるものです。

もし、赤ちゃんの体重が増えなくても、顔色が良くて元気なようなら心配しなくて大丈夫ですよ。

生後1ヶ月 母乳の授乳間隔はどれくらい?

1ヶ月の赤ちゃん生後1ヶ月の赤ちゃんの授乳間隔は、2~3時間が平均的です。

とは言え、授乳間隔には個人差が大きくて、間隔が短い子は1~2時間、よく寝る子は3~4時間間隔な場合もあります。

産後1ヶ月だとまだ十分に母乳が出ていないこともありますし、赤ちゃんもまだ上手に母乳を飲めていないこともあるので、授乳時間や間隔が短くなってしまいがちです。

母乳育児で足りているか不安な場合や、の分泌量をふやすためにも頻回授乳が必要ですので、ママは大変な時期でもありますが、頑張りどころですよ。

でも、赤ちゃんが成長するにつれて上手に飲めるようになり、母乳の量も増えていくと授乳間隔が長くなっていくので安心してくださいね。

母乳の授乳間隔が長いけど大丈夫?

先ほども紹介しましたが、生後1ヶ月の赤ちゃんの平均的な授乳間隔は2~3時間です。

でも、よく寝る赤ちゃんの場合、夜中に授乳したら朝方まで6~8時間も授乳間隔が空いてしまった!なんてこともありますよね。

母乳育児の場合、授乳間隔があきすぎると、ママのおっぱいが張って痛くなることもありますが、赤ちゃんの体重が順調に増えているようなら起こして授乳しなくても大丈夫ですよ。

母乳の授乳間隔が短い時の対処法

さっき授乳したばかりなのに、もう泣いて母乳を欲しがる・・・

このように1ヶ月の赤ちゃんの授乳間隔が1~2時間と短い時は、母乳が不足している可能性があるので、ミルクを足してあげましょう。

母乳を与える前にミルクを20~40ml哺乳瓶に作って人肌の湯煎にして温めておき、母乳を与え終わったらミルクを飲ませてみてください。

腹持ちのいいミルクを与えることで、授乳間隔が少しは長くなることが多いので、試してみて下さいね。

頻回授乳がいいって言われるのはどうして?

「母乳育児は頻回授乳がいい」と言われているのは、赤ちゃんに授乳を多くすることによって、おっぱいが刺激を受けて母乳の分泌量が増えるからです。

とは言え、1日に15回も授乳していたら、家事やママの休息の時間がほとんど取れず疲労がたまってしまうので、つらくなってしまいます。

生後1ヶ月の今は完全母乳にこだわりすぎず、少し長く寝て欲しい夜だけミルクを足すなどして、ママの休息の時間を作るようにして下さいね。

生後1ヶ月、母乳やめたいママへのアドバイス

新生児の赤ちゃん新生児の赤ちゃんのお世話は想像以上に大変で、1日中授乳とおむつ交換に追われ、睡眠時間はどんどん削られ、気力・体力ともに限界だから、母乳をもうやめたい!そんなママもたくさんいると思います。

母乳育児で量は足りている?というストレスも大きいですし、母乳は出るんだけど乳首に傷が出来て、授乳の度に激痛でつらい、張って痛くてストレスが溜まってしまう場合もありますよね。

授乳の度に大量に吐く、それなのに飲み過ぎるくらい欲しがるから授乳が大変でストレスになることも。

そして、母乳の分泌量がなかなか増えずに「母親失格」と、自分を追い込んでしまうママもいることでしょう。

母乳育児がママの大きなストレスになってしまう、それはとてもよくないことです。

母乳にこだわらなくても大丈夫!

そんな母乳育児がつらい時は、無理に母乳にこだわらなくても大丈夫!

生後1ヶ月の赤ちゃんとの毎日は大変なことがたくさんあるので、まずはママのストレスをなるべく少なくして、穏やかな気持ちで赤ちゃんと向き合うことが大切なんですよ。

おばあちゃん世代は母乳育児が当たり前の時代だったので、「絶対に母乳じゃないと赤ちゃんが可哀想。」こんな風に言われることもありまよね。

でも、現代ではミルクも母乳と同じくらい豊富な栄養素を含んでいるので、完全ミルクでも赤ちゃんはすくすくと育ってくれますよ。

授乳スタイルは色々あり、完全母乳・混合・完全ミルクのどの授乳方法でもOKなんです。

自分の育児スタイルを大切にして、赤ちゃんとたくさんコミュニケーションを取って、穏やかな気持ちで育児をすることが一番大事なことなんですよ。

まとめ

今回は生後1ヶ月の母乳育児足りてる?足りていない!の判断目安についてお話してきましたが、いかがでしたか?

生後1ヶ月の赤ちゃんは、まだまだおっぱいを吸う力も弱く、一度にたくさんの量を飲むことが出来ないので、授乳回数の多い母乳育児は大変です。

でも、成長に伴って赤ちゃんも上手に母乳を飲めるようになってくるので安心してくださいね。

育児に少しだけ慣れてきたかな。と感じると、疲れが一気に出てきやすい時期でもありますが、頑張りすぎは禁物です!

まだまだこの先も育児は長く続いていきます。

赤ちゃんが寝ている間はママも一緒にお昼寝をしたり、リラックスできるハーブティーを飲んだりしてストレスを溜めすぎないようにしてくださいね。応援していますよ☆

今回の記事は以上となります。最後までお読みいただきありがとうございました☆

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