赤ちゃんが寝返りしないと障害・病気の可能性がある?見極めのポイント

寝返りをしている赤ちゃん

赤ちゃんが寝返りができる時期には個人差がある、とわかっていても、月齢がある程度進んでいるのに、なかなか寝返りしないと「何か障害や病気があるのかも?」と心配になることもあるでしょう。

しかし、なかなか寝返りをしないからといって、すぐに障害を疑う必要はなく、寝返りをせずにお座りができるようになってしまう赤ちゃんもいるのです。

それでも、「周りの月齢が近い赤ちゃんが寝返りができるのに、うちの子だけできない…。」となると、心配になってしまいますよね。

ここでは、赤ちゃんが寝返りしないと障害・病気の可能性がある?見極めのポイントについてお話しします。

赤ちゃんが寝返りしないと障害・病気の可能性がある?

寝返りをしている赤ちゃん寝返りは赤ちゃんの成長過程のひとつで、平均的に生後5~8ヶ月の間にできるようになるとされていますが、実は赤ちゃんのなかには、全く寝返りしない赤ちゃんもいます。

赤ちゃんが寝返りしない理由は、体が大きく重いため動くのが困難であったり、とても慎重な性格で寝返りを怖がっていたりと、さまざまな原因が考えられます。

早ければ生後3ヶ月頃には寝返りはできるようになる赤ちゃんもいるように、できるようになる時期に差がでたり、しないままお座りができるようになる場合もあります。

つまり、寝返りしない=障害や病気の可能性がある、という訳ではないのです。

障害を疑うタイミングは「お座り」の時期

しかし、いつまでたっても赤ちゃんが寝返りしないと、お母さんはとても心配になってしまいますよね。

実は寝返りは赤ちゃんの成長過程の必須項目ではないので、できなくてもそれほど心配はしなくても良いと言われていて、それほど重要度は高くないのです。

では、障害を疑う時にどこに注意するべきかというと、それはお座りの時期です。

赤ちゃんの成長過程で「お座りはできるのに寝返りをしない」というのは全く問題ありません。

とは言え、生後10ヶ月ほどたっても、お座りができず、すぐ倒れてしまう様なら障害に限らず、何かしらの問題がある可能性があります。

気になったら専門医に相談しよう!

病院で診察を受けている赤ちゃん通常、赤ちゃんがお座りができる平均年齢は、6~7ヶ月と言われています。

もしも、赤ちゃんが10ヶ月たっても、お座りができず何らかの異常が見られた場合は、専門医に相談し診察を受けるようにしましょう。

「もしかして障害があるのかも?」と疑心暗鬼になり、ママがストレスを抱えてしまうと赤ちゃんに伝わってしまいます。

赤ちゃんの成長について不安に思うようなら、思い切って地域の保健センターなどに相談してみるのもおすすめですよ。

赤ちゃんの寝返りの練習方法

寝返りをしている赤ちゃん赤ちゃんがコロンと寝返りをする姿はとても可愛らしいので、いつかいつかと待ちわびているママ&パパも多いのではないでしょうか。

寝返りの練習を始める時期は、個人差がありますが、早ければ生後3ヶ月頃~体をねじるようなしぐさをし始めますが、一般的に生後5ヶ月頃~上手に寝返りができる赤ちゃんが増えてきます。

身体をねじったり、仰向けの状態で足を掴んでゴロゴロし始めたら寝返りがもうすぐ!のサインなので、寝返りをしようと頑張っているのなら、その練習を無理のない程度にサポートしてあげるのがよいでしょう。

ただし、赤ちゃんに寝返りのサインが見られない場合や、無理に何度も練習をさせてしまうと、寝返りが怖いものだと感じてしまい、寝返りをするのを嫌がってしまう恐れがあります。

また、寝返りの練習をするにあたり、いくつかの注意点があります。ここでは、寝返りを練習する際に気を付けたいとと、安全対策方法を紹介します☆

寝返り練習は首がしっかりと据わってから!

寝返りを始める時期は個人差がとても大きく、早い子だと生後3ヶ月ごろから始める子もいますし、生後6ヶ月頃から始める子もいます。

だからと言って、生後三ヶ月になったら寝返りの練習をしよう!とそう簡単な話ではなく、赤ちゃんが寝返りするためには、首や腰の筋肉がしっかりと発達していなくてはいけません。

寝返りのきっかけを作りたくて練習をするなら、赤ちゃんの首がしっかりすわっているか確かめてから始めるようにしましょう。

安全な環境を整えよう!

寝返りをしている赤ちゃん首がしっかりと据わり、いつ赤ちゃんが寝返りをしてもよい状態になったら、赤ちゃんの周りの環境を寝返りしても安全な状態に整えてから、寝返りの練習をはじめましょう!

硬くて冷たい床だと体が冷えてしまうので、パズル型のクッションマットを敷いたり、柔らかすぎないラグマットを敷くのがおすすめ!

また、赤ちゃんに寝返りの練習をさせる場所は、いつも清潔な状態にして、物が落ちてくるような危険性のない場所を確保することが最も大切です。

赤ちゃんの布団で練習する場合には、うつぶせになった時に柔らかい布団だと窒息の危険性があるので、少し固めの布団にかえて、寝返りをした際に顔が埋まり、窒息してしまわないようにしておきましょう。

足を優しく支える寝返りの練習方法

赤ちゃんをよく観察していると、左右のどちらかに首を横にしていて寝ていることが多くあるので、寝ている時などに観察し、左右のどちらに向きやすいのか?をまず確認します。

首が向いている方向が寝返りしやすい向きになるので、その方向に寝返りできるように足を支えてサポートする練習方法が無理なくできるのでおすすめです。

①練習方法は、寝返りをさせたい方向と反対の足首を優しく持ち上げて支え、お尻を支えながら寝返りさせたい方向の足の上を交差するように移動させます。

②この時の赤ちゃんのは、寝返りをさせたい方向に腰をひねっている状態になります。

③次に寝返りをさせたい方向と反対の腕を優しく持ち、寝返りをさせたい方向に動かします。

④この時、力まかせに動かすと肩を脱臼してしまう危険性もあるので、優しく寝返りを自然と導くような感じで行ってくださいね!

以上が寝返りの練習になります☆

まとめ

寝ている赤ちゃんとママ今回は赤ちゃんが寝返りしないと障害・病気の可能性がある?見極めのポイントと題してお送りしてきましたが、いかがでしたでしょうか?

赤ちゃんがなかなか寝返りしないと障害や病気の心配をしてしまいますが、寝返りは赤ちゃんの成長過程におて重要項目ではないので、心配しすぎなくても大丈夫です。

赤ちゃんの発達には個人差が大きく、特に寝返りは早い子もいれば、寝返りをしないままお座りができるようになってしまう子もいますが、それでも問題ないんですよ。

また、寝返り練習は窒息などの危険性もあるので必ず親が見ているときに行い、目を離さないようにすることが大切です。

寝返りをしそうな状態の赤ちゃんから少し離れる際には、寝返り防止用のクッションなどを使用すると予期せぬ事故を防ぐこともできるのでオススメですよ。

「うちの子はまだ寝返りができない・・」と焦らずに、心にゆとりを持って赤ちゃんの寝返りをサポートしてあげてくださいね☆

今回の記事は以上となります。最後までお読みいただきありがとうございました!

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